人間ドックの費用と特定健診の費用を比べてみた
先日、生命保険についての見直しの記事を書きました。
そのときの記事はこちら。
生命保険見直しをしてから、
自分の体調管理についても考えてみたのですが、
子供を産んでからやはり体重は増える一方。
目に見えるものと言えば、それくらい。
あとはしわやシミが増えたとかそんな感じ。
でも実は、体の中って大丈夫なのか
不安になることもあります。
結婚する前は
若かったし、
子供もいなかったから、
毎日が楽しい時間しかなかったのですが。
結婚し、子供ができたら
子供と沢山話して
子供と沢山遊んでいたいという気持ちが強くなり。
そう考えると大事なのは
自分の健康。
万が一健康が損なわれた場合、
子供や家族に
迷惑が掛からないように備えておくことって
本当大事だと思います。
そして、早期発見をすることで
治る病気があるなら、
早く治療をしたいとも思います。
そんなことを考えていたら、
役所から特定健診のお知らせが届いていました。
今まで、1年に1回、
人間ドッグを受けていましたが、
特定健診については
あまり深く考えていませんでした。
今回、受けてみようかな、と思います。
人間ドックと特定健診の違いって
何なのかをちょっと気になって
調べてみました。
人間ドック
身体各部位の精密検査を行い、
普段気が付きにくい疾患や
臓器の異常や健康度などを
チェックする健康診断の一種。
対象者
希望者全員
費用
自費になるので
各医療施設ごとで違ってきますが
4万円強というところが多いようです。
以前、一度だけ高級ホテルの
人間ドッグを受けたことがあるのですが、
夕食・昼食付高級ホテル一泊プランでしたよ。
そりゃ、もうすごかった…。
オプションつけて7~8万円くらいだったかな?
そんなバブリーな話はさておき。
人間ドックもいろいろな医療機関で行われているので
同じ金額を出すなら、
そんな高級感を与える人間ドックなど
健康診断を受けているというちょっとした怖さを
和らげる場所など探してもいいかもしれないですね。
申し込み方法
先ほども記述しましたように
自分が受けたい人間ドック機関を探し、
連絡、日時を予約するだけ。
内容もちゃんと確認し、
検便検査などがあるため、事前に
容器などが送られてきます。
予約日時に従って、
検便検査を自宅で実施することもあります。
人間ドック当日、
検査結果がすぐにでる項目については
その日の内に
医者からの説明が行われ、
後日の検査結果については郵送で送られてきます。
その後日の検査結果が来たときには
ドキドキしますが…。
重要!
人間ドックを受ける際、忘れていはいけないのが、
補助金制度。
特に、会社員であり、社会保険加入者の場合、
人間ドックの補助金がでる場合があります。
その際は必ず、受ける前に
補助金申請の手続きが必要かどうか、
あとに何の書類を提出する必要があるかを
確認しておく必要がありますので、
一度調べてみるといいと思います。
さて、次に、
特定健診について。
特定健診
自治体で促されている健康診断の一種。
健康診断の中でも特定の部位だけの診断ということになります。
対象者
40~74歳までの方が申し込めるものになっています。
費用
無料。
ありがたい。。。
申し込み方法4つ
①近くの医療機関に直接申し込む。
②集団健診で受ける
(区役所・保健福祉センターなど)
③健康づくり支援事業のトータルコースと一緒に受ける。
④1日人間ドックと一緒に受ける
(今年は昭和47年生まれの方は無料)
そして、健診受診する際の持参するものは
保険証(資格証明書)
受診券
個人票
受診後、健診機関から健診結果を受け取る。
このような流れになるようです。
そして特典!?というか…。
特定健診の結果、
生活習慣病のリスクが高いと判定され
特定保健指導利用券が届く場合があり、
特定保健指導を無料で受けることができるようです。
特定保健指導とは、
専門家から動機付け支援と積極的支援の指導を受けられるというもの。
要は、これ以上
メタボにならないように
時々チェックが入り、
注意されるんでしょうね。
そして、
申し込みの③番目のトータルコースと一緒に申し込むという
何のことがわからないこのシステム。
資料をよく読んだら、
健康づくり支援事業の一環で
健康チェックで
自分にあった運動を知ることができるという、
ちょっと面白い検査。
受診項目は
問診
診察
体力測定
安静時心電図
運動負荷心電図
呼吸機能検査
身体測定
血圧測定
検尿
血液検査
眼底検査
胸部エックス線
という内容。
検査を受けた当日に結果を説明。
そして総合判定と生活・運動・栄養指導が行われるようです。
なかなか体力測定や運動負荷心電図、
呼吸機能検査など普段は行わないような
ものなので
ちょっと興味深いですね。
健康運動指導士から
体力測定の結果を5段階で評価し
医師の運動処方により
具体的な運動指導をしてくれるようです。
だから
自分に合った運動を知ることができるんですね。
また、管理栄養士さんに食生活相談も受けられる、
これも聞いてみたいものです。
そして、④番目の一日人間ドック、について。
ちゃんと特定健診にもついているんですね。
対象者
30~74歳
受診方法
実施医療機関へ連絡し、予約を取る。
検査項目は通常の人間ドックと変わらない項目だと思います。
費用
これ、びっくりしたのですが、
30~39歳まで15000円
40~74歳まで11000円
昭和47年生まれの方は無料!
※必ず特定健診受診券を持参の上!
大阪市では
子宮頸がん検診は20歳以上で400円
乳がん検診は30歳以上で超音波検査で1000円
マンモグラフィ検査は40歳以上で1500円
こちらの検査、私
全く知らなかったです…。
今まで、通常の人間ドックのオプションで
検査をしてもらっていたので、
こんなに安くで検査ができるなんて・・・!
また、それ以外にも
胃がん検診(エックス線検査)
40歳以上
400円(集団検診会場)・1500円(医療機関)
胃がん検診(胃内視鏡検査)
50歳以上で1500円(医療機関)
※こちらはH29年10月から実施予定
大腸がん検診
40歳以上
300円(便潜血検査)
肺がん検診
40歳以上
エックス線検査は無料
かく痰検査は400円
(かく痰検査はハイリスクの方のみ)
骨粗鬆症検診
18歳以上で無料です
こちらは超音波法による検査で部位はかかと
肝炎ウィルス検査
(特定健診と同時実施のみ)
当該年度40歳以上で1000円
B型・C型肝炎ウィルス検査
(ただし過去にこの検査を受けたことがない方が対象)
歯周病検診
問診と口腔内診査で500円
こうやって確認すると
意外にもいろいろな検診ができることがわかりました。
特定健診は
自治体それぞれで違いますので
必ず、お住まいのホームページを確認されてくださいね。
しかし、
本日、テレビでたまたま見たニュースで…。
青森県は胃がん・大腸がん検診で
4割見落とされた可能性があると…。
どういうこと???
検診で診てもらっていても
100%大丈夫じゃないかもしれない、とかって
そういうことなのでしょうね。
確かに、ちょっと何か疑わしいモノがあって、
それを詳しく調べようと思ったら、
かなり身体に負担があり
侵襲が高い検査となれば
ちょっと躊躇してしまいますよね。
それで何も悪いところがなかったとなれば
なおさら。
しかも、その検査をすることで
命を落とす危険性を秘めていたりするなら
特に考え物ですね。
でも、選択肢を沢山持っておくことは大事だし、
何をどうしていくのかを考える時間もあると
思ったら
やはり私は検査をしておくべきなのか、と
思ってしまう。
今日は、ちょっと真面目なお話でしたが、
自分の体を守るため
家族を守るための
検査と思って、
深く考える機会となりました。
また、検査を受けたら
記事書きますね~♪