佐藤ママが子供を東京大学合格に導いた方法

最近話題の、

子供4人を

全員東京大学医学部に導いたお母さん、

佐藤ママ。

よくメディアでも出ていて、

私も見習うべきところを見習おうと

先日テレビで放送されていたことを備忘録として書いておきます。

 

これが一番重要とのこと。

  1. 子供の成績を親のDNAのせいにして諦めてはダメ!
  2. 勉強はその子の個性を見極め、その子に合ったしかるべき方法を取れば、必ず結果はでるもの
  3. 東大脳は生まれつきのものではなく育て方で養われる。

 

以前にも少し書いたと思いますが、

東大理Ⅲ(医学部)は東大生3000人中、

100人だけ!

つまり相当なる天才の集まり!

 

1.子供の成績を親のDNAのせいにして諦めてはダメ!

・DNAは生まれた時から死ぬまで一緒。

・DNAがダメだと言ったら、もう全部その子の人生最後まで終わり。

・親に学歴がないから子供もできないというのは間違い。

それは親の怠慢であり親の覚悟と努力が足りない。

例えば…

・新しい漢字が出てきたときにお母さんがそばについてあげてきちっと書かせてあげる。それが大事。

・鉛筆の持ち方は正しく、文字の書き順も正しく。

・鉛筆の持ち方が悪いと結局速くかけないし、計算も間違ったりする。

・受験というのは時間内に正しい答えを出して合格しないといけないもの。だからダラダラ書いてはダメ。

 

2.勉強はその子の個性を見極め、その子に合ったしかるべき方法を取れば、必ず結果はでるもの

佐藤ママの子供は天才ではないというが。

基本的に、子育ての目標は自分で稼いで食べていくということ。それは何にしてもいい。ただ、基礎学力とか大学とかいろんなところに行った方が選択肢が増える。

だからやはり勉強をさせた方がいいと考える。

 

 

佐藤ママの覚悟と信念について

・長男を妊娠したときから

「この子が幸せに生きられるようどんなふうに育てていこう」と考えていた。

 

 

・今の小学校ってどんな勉強をしているのかを調べるため小学校の教科書を購入。

せっかく授かったのだから、この子にとことん関わって、能力を目いっぱい伸ばしてあげたいと考えた。

「母として徹底的に子供と向き合う」という信念を固め、

子育ては私にとっての仕事、だから子育てをきわめて母親のプロになろう!と考えた。

 

早期教育として取り組んだこと

・読み

・書き

・そろばん(計算)

 

・長男1歳のとき公文式に通った

・言葉や数字になれ親しませるのと同時に1日に10冊読み、10曲を聞かせることをした。

・3歳までに絵本1万冊を読み聞かせ、童謡1万曲を歌ってあげると決めた。

 

最大の目的は

読み聞かせで、耳からきれいな日本語を入れること

・言葉を知ることで、思考や表現ができるようになる。だから頭のいい子供にしたいと思ったらまずは、日本語能力を徹底的に伸ばすこと心がけた方がいい。

・計算・算数をしることで論理的に物事を考えられるようになる

・公文はそれぞれの能力に合わせて進ませてくれる。鉛筆を持つという学習習慣がつく。

・幼少教育には本の読み聞かせ。そして歌を歌うこと。子どもは絵と字をセットで覚えているから読めなくても大体目に入ってくる。

・そうするとひらがなに興味を持ち始め、だんだん覚えさせる。

・九九は3~4歳で覚えた。歌(童謡)が歌えるようになったら、すぐに覚えさせてOK。意味が分からなくてもとりあえず覚えておくのがコツ。習い事の送り迎えの車の中で覚えさせることができる。

・3歳からバイオリンを習い始める

・4歳から水泳教室に通わせ始める

これを兄弟全員同じように育てた。

 

子育てのコツ

 

・子供たちが道端で気になった植物などをすぐに調べられるように、重たい図鑑を必ず持ち歩いた。

これは学ぶことの楽しさを教えたあげたいという思い。

学ぶということが身近で当たり前の環境を幼いころから作り上げていた。

 

・子供に教えるときは、いい加減なことを教えてはダメ。子供も信用しなくなるので。正確な知識をちゃんと教えてあげることが大事。

 

・子育ての基本は、父母でシェアしない。子供の教育は自分が100%責任を持つということ。良くないのは、父や母で中途半端に責任をシェアしていざというときに押し付けあうこと。

 

・兄弟それぞれの成績は一切比べない。子供の成績を比べてちょっと言ったことが子供を傷つけてしまう。そういうのをいいそうだから父親には一切成績表を見せなかった。

・父親は絵本を読んだり、歌ったり、プールに連れて行ったりはするが、勉強にはかかわらない。




佐藤ママのQ&A

もし、子供がサッカーをやりたいと言い出したら?

サッカーで食べていけるかどうかは見たらわかるでしょ??と!

 

イチロー選手はドラフト4位。学生のときはそんなに活躍していないじゃないか?

イチロー選手もお父さんと一緒に、佐藤ママと子供のような関係で小さいころからずーっと野球、夏休みも野球をしていた。

そこまでいけば、これはまた別の話と。

普通は考えるとなかなか食べていけない。だから勉強を教えることによって、大人になったときにどこかに社会の枠に組み込んで自分で生きていってほしい、ということ。

 

ゲームはどうしていたのか?

ゲームは12歳まで一切なし。

ゲームは楽しいもの。だから麻薬のようになってしまう。

ゲームは友達の家でやるのはいいことにしていた。

中1からはさせた。

例えば、ゲームをすでに与えてしまっている場合、ちゃんと話をして納得してゲームを取りあげる必要がある。感情的に叱って取り上げるのはダメ。

 

佐藤ママの言葉

子供の人生は長いようで短いもの。

18歳で大体大学に入る

たった18年間で後々の50年間が決まるとしたら?そう考えると、どうしたらいいのかが見えてくる。

18年間と言っても、3分の1は寝ている。6年間は寝てるから、残り12年間。

12年間のうち、最初の2年間はバブバブ言っている期間。

勉強するのは10年間しかない。

その10年間を何に使うかが勝負。

 

 

 

佐藤家のNGワード

・あとで

あとで、というと、子供の疑問は消えてしまう。子どもに聞かれたときにすぐに答えてあげる必要がある。今、親が何をしていようが、全部やめて全部答える。お父さんとお母さんに聞いたらすぐに答えてくれるという安心感が大事。

子供と過ごしているときは子供に100%気持ち持って行ったほうがいいということ。

子供はお父さんとお母さんを頼りにこの世に生まれてきている。

親が「あとで」と言ったら頼る人がいない。

同じことを2回聞いてくるときは根性強く何回も言ってあげること。

 

・勉強しなさい

勉強しなさいという言葉はすごく曖昧。

何を勉強するの?どのくらい勉強するの?何時からすぐの?と聞く必要がある。

お母さんは自己満足で「勉強しなさい」と言ってしまっている。母の中に具体的にビジョンがなくていっているわけだから子供は嫌な思いをするだけなので、

例えば、「7時から7時半までプリント3枚やってね」というふうに、具体的に数字で示す必要がある。

 

では「宿題をしなさい」は?

何の宿題を何時~何時までするのかを聞くことが大事。

ただ、7時から7時半までこれだけしたら、もう終わり、あとは全部ゆっくり遊べることを伝える。遊んでいい日と気持ちよく勉強すること、つまり、裏表きっちりしないとダメ。

 

 

もし、聞いてきたときに、「自分で調べなさい」というのは?

子供は調べるのが面倒くさいから、一緒に調べたらいい。

 

ケータイでもいいから、自分で調べて覚えなさいといってもいいのか?

これから子供が大きくなって、一番人生をつぶすのはケータイ。(と言い切る。)

タブレットなどを渡すと結局、余計なことをするため、親がいるときに調べようね、と出すといい。

 

余談

スティーブジョブズは家族で集まったらタブレットを使わない。それだけ時間が取られることがわかっているから。だから百科事典とかで調べたりする。

 

見守りケータイは必要。

ケータイの危ないところは、帰ってきてちょっと勉強部屋でケータイ渡しておいて、「調べてね」と言って渡しているのに、ほかのことを調べたり延々と違うものを見たりする。時間を取られてしまうっていうのが一番怖いこと、と話す。

だから家に帰ってきたら、ケータイを取り上げるほうがいい。

 

習い事をすぐやめるのは?

それはダメ。やめる癖がついてしまう。例えば、「1年やろうね」とか「何々できるまでやろうね」とまずやる前に約束しておくことが大事。

2~3年はきちっとやるぞというのを子供と相談して続かせることが大事。

 

・こんなこともできないの!

こんなことできないんだからできないっていうのは事実なんだからお母さんと一緒にやろうか、ってことで、やらせるようにする。

「前できたのに、なんでできないの?」ではなく、

「前できたね」とちょっとほめて、

「じゃ、今回ももっとよくできるよ」という風に言う。

子供は、もともと忘れるもの。

 

・お父さん、お母さんは〇〇が得意だった!

これは親が自分に満足しているだけ。何の役にも立たない。全然別個の人間だから得意なものも違う。

 

・いつまで寝てんの!

子供はどんなに寝ても、12~15時間しか寝ない。起きてる時間をちゃんと使うってことを教える。無理やり起こさなくていい。

 

勉強する環境&勉強のコツ

・リビングを勉強部屋にした。

・テレビは2F。

・テレビは12歳までは見せなかった。

テレビを見せるならほんの1時間とか、時間を決めてそれで抑える。

12歳までテレビを見せなかったから、テレビをつける習慣がなかった。ワールドカップとオリンピックだけ。

・机の上で常に勉強をしなくていいよ、と常に言っていた。こたつや食卓テーブルなどでもOK。勉強するのはどこでもいいと。静かにする必要もない。そもそも受験場は静かじゃないから。静かじゃないとできないなどと文句言っていたら、受験には合格しない。

・時間に限りがあるというのを教えるためにも家の時計は20分早くする。

・カレンダーは2ヶ月分並べる。

・時間を意識させるために、キッチンタイマーを上手に使う。休憩するとき、問題を解くときに使う。

・勉強を楽しく楽にさせるためにかわいい付箋やシールを貼ったりタイマーで分けてあげたりとか、ゲーム感覚を。

・間違えた知識問題は壁に斜めに貼って覚える。きれいに貼るとただの風景になってしまう。油絵など地震などでずれたりすると気持ち悪くなるのを応用して、斜めに貼り、目が行くようにちょとずらすといい。覚えないといけないことは斜めに貼る。

・お母さんの音読+解説で国語の成績は上がる。母が声だして読んであげて子供に説明してあげると問題を解きやすい。

・難しく見える計算問題は拡大すると簡単に感じる。

・集中力のない子には15分単位で科目を変える。10分では短い、20分では長い、15分が丁度よく、子供は15分、必死で集中して問題を解く。そしてまた次の科目を変える。15分ずつ変えると集中する。

・中学受験前などは晩御飯を暗記の時間として利用。子供たちが学校行っている間に必殺ノートと呼んでいたノートに、ママが間違った問題、覚えにくい問題をまとめて食べている最中に見せる。

暗記は「暗記しましょう」という時間を設けてもできない。だから食べているときとか何かしているときにする方が暗記しやすい。

 

中学受験か?公立か?

節目節目で子供たちとちゃんと話し合って決めること。

精神年齢が高い子は中学受験に向いている。

小学6年でギューッと(詰めて)勉強をしても自分を追い詰めないような子が向いている。

高校受験に向いている子もいるので、親がしっかり考える必要がある。

おっとりしているのは向いていないかもしれない。なんでも時間がかかるとか、そういうのはなるべく追い詰めないこと。

中学受験についてのコツ

・小学6年夏休みはすごく大事。これを逃したら、落ちちゃう。

・花火・プール・かき氷はなし。

・一日何ページまでやるという区切り方をするのは、できなかったときにガタガタとなってしまう。だから、少しできそうなものを毎日少なめにきちっと1日入れておくこと。そして全部クリアしていく。時間の方が達成感がある。

 

子供は持ち時間は一緒!どの子もみんな持ち時間は18年間。それをいかに使うか。だからスケジュールがどれだけ必要かということ。

 

それまで一生懸命やったことは絶対体の中には残るから。もう一回受けたかったら受けたらいい。

落ちた人は良く言うこと。

「こんなにやって…」というが、「こんなに」よりもっとやった人だけが通っている。だからやり方が足りないだけ。

 

早期の英語教育は必要か?

英語自体のことを考えれば、小さいときからすればするほど、発音もよくなるし身につくような感じはするが、日本の今の中学受験は英語はいらないから中学受験をしたかったら英語はいらない。中学受験をしたい子は小学校2年までは会話教室などに行っておいてなんとなく英語を理解し小3か小4で中学受験塾に入る。もし中学受験をしないんだったらずっと英語をしたらいいと思う、と話す。

中学受験をするしないで、英語の勉強を変えた方がいいという結論。

小学2年で英語をやめ、中学受験し、中1~英語をやって大学受験まで十分間に合う。

 

インターナショナルスクールは全部英語だから中途半端ではないのでOKだと思う。

では、どこまで日本の勉強はさせたほうがいいのか?

基本的には日本人として生きていくので母国語は日本語だから、それは家で親が責任をもつため漢字や文法などを教える必要があるため大変かもしれない。

日本語と英語と2倍勉強しないといけないから、子供は大変かもしれない。

ちゃんとやらないと何人にもなれない。日本にいて英語だけペラペラしゃべってて日本語のことも中途半端になって、あなた何人?ってことになる。

 

東大合格への方法のヒントになりましたか?

東大とは言わなくても、子供への勉強の姿勢や、

教育の仕方など、

少しわかったような気がします。

これからも、もっと子供が幸せに生きていくためのヒントを拾っていきます!




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