整理収納アドバイザー1級2次試験の研究発表用作業方法
さて、前回は、
整理収納アドバイザー1級1次試験の勉強方法まで
書きました。(ご参照くださいね♬)
今回は、
整理収納アドバイザー1級2次試験の研究発表用の
作業方法の準備について
書きます♬
2次試験は、
研究発表です。
いわゆる、プレゼンです。
プレゼンは
みんなの前で発表するのですが、
なかなか、緊張するものでした。
まずは、何のプレゼンにするかを決めます。
研究発表の手引き(2015.10.1改定分)について
簡単に記述しますね。
1.提案編
今後、第三者(自分と家族以外)に対して、整理収納においてどのような「提案」をしていくかを考えて、提案方法を選択し、その方法に合った提案をする。
2.実作業編
実際に行った(自分以外で、家族は可)整理・収納の体験を通して、その目的と効果を述べる。どのような目的で改善を行い、どのように理論を使いどのような効果があったかを具体的にする。
この1・2のどちらかを選びます。
提案編の資料の作成方法
①1級・2級の理論に基づいた提案で、提案する対象者(ターゲット)が自分または、同居する家族以外の第三者であること。(同居していなければ親戚も可)
②上記ターゲットがどのような問題をかかえているかを具体的にすること。
③②を解決するための工程が具体的に示されていること。工程は作業工程又は意識改革などを指す。その際に1級2級で学んだアドバイザー理論がどのように用いられているかを明確にすること。
④講座受講前に自分が作った整理収納事業のプラン、セミナーをそのまま提出説明することは不可。
⑤効果的なセミナーの企画、アイデア収納、収納用品の開発企画、リフォームプランなども提案編として発表可能。その際、問題の解決のため、アドバイザー理論がどのようにつかわれているか、どのような効果が期待されているかなどが評価のポイントとなる。
※対象者とは、特定の個人でもいいし、30歳以上の女性、のような集団を指してもよい。
実作業編の資料の作成方法
①1級・2級の理論に基づいた実作業で、実施する対象者(ターゲット)が自分以外の第三者であること。(同居の家族は可、自分と共有場所も可)
②ターゲットがどのような問題を抱えているか具体的にする。
③②を解決するための工程が具体的に示されていること。工程は作業工程又は、意識改革などを指す。その際にアドバイザー理論がどのように用いられているかを明確にする。
これが作成する資料に盛り込まれていることが重要です。
研究発表資料の準備
・A4サイズ、5枚まで(両面使用可能で、合計10ページまで)
・研究発表資料の他に、「模造紙・スケッチブック・写真・模型」などを持参OK。
また、ホワイトボードやマグネットは会場にあるので持参不要。
・研究発表資料への図や写真の掲載は可。
・研究発表資料は自分のものを含めて6セット用意。研究発表の際、試験管と採点者に配布。テーマ表添付済みの資料は試験管用として配布し、試験終了後はハウスキーピング協会へ提出される。
・名前を資料すべてのページ記入。
・研究発表資料は必ず1か所のみホチキス指定箇所(左上)に止める。
・パソコンを使用しての研究発表は行っていない・。
・研究発表資料はPC・手書き・縦書き・横書きは問わない。
注意事項
・研究発表資料は当日持参を忘れると受験できない。
・その他詳細は協会HPの「よくあるご質問」を読む。
試験の評価について
①発表能力:発表が聞いている人にわかりやすいか
②整理収納アドバイザーの考え方:アドバイザーとして学んだ内容がいかされていたか
③実用度:現実社会において実用性があるか
この3点について評価される。
という内容です。
今回、私はこの2つのテーマから、
実作業編を選択し、
実際に作業をしたことを研究発表しましたよ。
私が作業させてもらったところは、
知人宅。
キッチンスペースの整理収納でした。
まず、ヒアリングが必要ですね。
「キッチン」と一言に言っても、
どこまでするのかを確認しました。
食器棚と、
調理器具や調味料などが入っている
シンクやコンロ周り。
そして、収納されていたものを確認。
かなりの量が詰め込まれていたので、
どうして、こんなにモノが多くなってしまったのか、
どうして、このような収納方法にしているのか、を
確認しましたよ。
そして
どのようなキッチンスペースにしたいのかを確認しましたよ。
そして、いざ整理収納開始!
全てのモノを出し、
これから使うもの、使わないものに分けました。
希望するキッチンの使い方に沿って
使うものだけを収納しました。
簡単に書くと、こんな感じですが、
実際は、5時間以上。
2日間に分けて作業しました。
研究発表ですので、
必ず、ビフォーアフターの写真がいります。
また、作業途中の写真も撮っておきますよ~。
研究発表とは言え、
終わったあと、爽快でした!
でも
これから使う人が
本当に使いやすいものになっているかが
一番大事ですけどね♬
そして、いざ、研究発表資料作り。
これ、本当、大変でした。
次回はその研究発表資料作りについて書きます。